Loch Fyne - Cobham ☆☆☆

本日は工場の方が当方に来てミーティング。本来なら隔月でこちらも伺わないといけないのですが、最近行ってません。(業務連絡:すみません。。。)

と言う仕事の話はさておき、またレストランの話。今日はCobhamのLoch Fyneというシーフードレストランに行ってきました。全英に30店舗以上を持つチェーン店ですが、なかなか美味しいので気に入ってたまに利用しています。
英国と言うと何でもまずいと言う印象がありますが、小生はそこまでとは思いません。ただ、10年ほど前に出張で当地に来た際には2度と来るものかと思ったほどまずかった思い出がありますので、それから改善したのかそれとも長い海外暮らしで小生の舌が鈍感になったのか。おそらく両方でしょうが、個人的にはオランダに比べればはるかに美味しいと思うし、ロンドン市内でお金さえ出せば美味しいものはいくらでも食べられます。特に英国は海に囲まれた島国ですから、魚がまずいわけが無い。実際、Cornwallに行けばかなり美味しい魚が食べられます。
 
っと英国の弁護はこのくらいにして、、、Loch Fyne。ロッホファインと発音するのだと思いますが、これはスコットランドにある湖(と言うよりフィヨルドの湾だと思う)の名前。Lochというのは湖と言う意味で、かのネッシーの済むネス湖もLoch Nessです。このお店のHPによると、もともとはLoch Fyneで養殖した牡蠣を出すレストランが始まりだそうで、後に企業家が投資をして今のようなチェーン店になったようです。スコットランドの若者の成功物語と言う感じでしょうか。今でも牡蠣はLoch Fyneから運んでくるようで、年中美味しい牡蠣が食べられます。

本日は前菜に「蟹とロブスターのポタージュスープ」。このポタージュスープ、bisqueという結構濃厚なスープなのですが大好きです。ブイヤベースもそうですが、海の幸を全部詰め込んだ香りがして、たまりません。ただうまく処理してないと生臭くなるので結構ギャンプルなメニューではありますが。。。今回は大丈夫でした。
 
そしてメインは小生の大好物の「ドーバーソールのグリル」。Dover Soleというのはドーバー海峡にいる舌平目ですが、これをバターで焼いたもの。ところで調べたところによるとDover Soleは舌平目と一般に約されるものの、ヒラメというよりカレイに近いらしい。「ヒラメ左目右カレイ」と俗に言うように、ヒラメなら目が左側に無いといけないのですがDover Soleの場合は目が右にあります。つまり舌カレイと言うべきか。本日のDover Soleは新鮮だったらしく、身と骨がきれいに離れました。いやー、うまい。あまりにきれいに食べたので隣のハンガリー人が関心してました。(俺は日本人だぜ、魚を食べることにかけてはプロなんだ、と威張ってやりました。)

うーん、満足。チェーン店ではあるものの、ロンドン郊外でそこそこのお値段で美味しいシーフードを食べたいならお勧めのお店です。