ANA First Class

10日間に渡るブラジルの3都市の出張。さすがに疲れました。

と言うわけで、ではないのですが、経由地のロンドンから帰路は放っておけば無くなってしまうポイントを利用してファーストクラスにアップグレードする事にしました。ANA、しかも新しいタイプのファーストクラスは始めての体験。非常に快適で時間が短く感じられました。こんな感じ。もうこれは個室ですね。
 
食事も、ビジネスクラスとはかなり違う内容。以前にJALに乗ったファーストクラスではメニューのセレクションは多かったものの、メインはビジネスクラスに一品多かっただけのような覚えがあります。今回は以下の内容。懐石料理ですね。
 
 
寝る際には座席がフルフラットになり、フライトアテンダントの方がベッドパッドをひくなどしてベッドメイキングをしてくれます。至れり尽くせりのサービス。まあ、会社のお金であってもファーストクラスに乗る人は少ないと思うのですが、一度くらいは経験してもバチはあたらないでしょう。

さて、明日は出社だ。

SP ☆☆☆★


野望編と革命編の両方を続けて見ました。なぜかテレビ版の方は見た事がなかったのですが、なかなか面白かったです。こりゃあ、岡田准一も人気出るだろうなぁ。

少々現実離れしている内容、、、いや、本当に現実離れしているのでしょうか。現在の政治を見るとこのような発想が出てきてもおかしくないのかも知れません。むしろこのような「革命」が起こらない事の方が問題なのかもしれません。政治とは決してきれいなモノではないと思いますが、国難を目の前にしている今でさえ派閥抗争のようなことをやっている。地球の外から見れば異常な状態としかいえません。

まあ、さすがに現実的にはこのような事はそう簡単には起こらないと思いますが、妙にいろいろと考えてしまいました。

と、映画を見ながらフィクションとも思えない内容に、ガラにもなくあらためて現在の政治を憂いてしまいました。うーむ。

星3つ半☆☆☆★。

Brazil出張

今回は10日間でブラジルの3都市、Sao Paulo、RecifeそしてBelemをまわって来ました。ちょっとした調査だったのですが、合計11軒のブラジルの中流家庭を訪問すると言うものです。暑い東京からそろそろ真冬のSao Paulo、赤道直下の街の街のBelemから再びSao Pauloと、気温差だけでも20度近い差。なかなかの強行軍でした。

調査の詳細はさておき、非常に感銘を受けたのはどの家庭も明るく素朴な良い人たちだった事。調査会社を通して謝礼を支払っているとはいえ、小生一行の突然の訪問にも快く対応してもらいました。確かに家の外味は汚い家が多かったし、20歳を過ぎた子供が親と同じ部屋で寝起きせざるを得ない程狭い家に大勢が住んでいる様は裕福とは言えません。しかし昭和40年代の日本ってこんな感じだったんじゃないかなと思いました。ただ、どの家にも共通して言えたのは清潔だった事。ブラジルには「貧乏であっても清潔であれ」と言う言葉があるそうです。まさにそんな感じでした。
まだまだ発展途上だし、貧富の差からくる治安の悪さの問題はありますが、この国はきっと良くなると思います。(しかし、実は同行した別チームの方はそうではない家もあったそうな)

Brazilに行く事はこれからもあると思いますが、地方都市を訪れる機会はなかなかありません。今回は非常にありがたい経験をしました。以下、気に入った写真をいくつか。
以下の4枚はリゾート地であるRecifeの街並みとサメが良く出ると言う海岸、そしてスーパーマーケットの店頭の果物。
 
 
以下は赤道直下のBelemのアマゾン川支流沿いにある市場の様子。
 
 
 
 
 
不思議だったのはどこに行っても妙な親近感を覚えた事。なんだか懐かしい風景。中には現地のドライバーが入る事を躊躇したような場所にも行ったのですが、小生にはあまり危険には感じられませんでした。

Brazil、頑張って欲しいですね。

Red Riding Hood ☆☆★

うーん。

グリム童話と言うのはもともと残酷でエグい話と聞いていたので本作もとても大人向けに仕上がっているに違いない、、、ホラー映画嫌いな小生ですが、恐いもの見たさに実は楽しみにしていたのですが、ちょっとあっさり仕上がりすぎ?それとも機内向けだからそう言うシーンは削除されていたのかも知れません。いずれにしろ、ちょっと物足りなさが残りました。細部の描写に関してもなんだか、雑。まあ、ほとんど全ての人が原作を知っているだろうから、問題ないのかも知れませんが、それにしても、です。

まあ、主演のAmanda Seyfriedが綺麗だったから良いか、、、この人、これから人気でそうですね。

と言う事で小生的にはもう一歩踏み込んで欲しかったので星2つ半☆☆★。

The Adjustment Bureau ☆☆☆

Philip K. Dickにはまったのはいつのことだったか。「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」から始まり「高い城の男」「ユービック」そして「流れよ我が涙、と警官は言った」など、優れた短編が数多くあります。内容的には若干こじつけっぽいところもありますが、SFですからなんでもあり。一度読み出すと止まらなかった事を覚えています。


と言う事で久々の映画化。これまではと言うとTotal RecallやMinority Report、そしてなんと言ってもBlade Runnerですね。Paycheckもそうか。どれもこれも独特の世界観で面白い作品ばかりです。本作も同様、ただ、ちょっとラブストーリーだったりもするので他とは趣が違うかな、と言う感じ。特に最後がハッピーエンドなのが良いです。パウロ・コエーリョアルケミストではないけれど、本気で何かを求めれば宇宙の全てが味方をしてくれるのです。ところで、こんなに大それた秘密を知られてしまったのに即座に「reset」しないと言うのは、、、古き良き時代に書かれたものでしょうか。最近はもっと小さな秘密が漏れただけでも暗殺されそうな気がします。


基本は前向き思考の小生。SF映画なのになんだか爽やかな気分で観終えました。星3つ☆☆☆。

最近、なんだかんだで忙しい。

考えてみると、最近は週末に完全に二連休と言う日がありません。

今週は昨日研修で出勤。
先週は土曜日に出張から帰宅。
その前は土日共に出張。
その前の土曜日は出張
その前は土曜日も出勤。

来週は研修で、日曜から出張。
再来週は出張。
その次はもう海の日の三連休か、、ここはやっと何もないかも。


ちょっと、参った。

宝塚歌劇 星組公演

仕事の関係で、生まれて初めて宝塚のショーを見てきました。宝塚ファンの同僚女性の引率の元、平均年齢45歳を超えるオジサン4人で出かけました。S席8500円也。結論から言うと十分楽しめました。さすがに100年の歴史、価値あるニッポンのソフトウエア資産です。

出かける前はきっと目を☆にしたオバ様方の集団に囲まれ、我々はさぞかし浮いてしまうに違いない、と思っていたのですが、さにあらず。当然ながら女性同伴ではあるものの、小生一行と同年齢の男性もちらほら見受けられました。しかしながら客層は女性が中心、若い世代は親子連れの娘さんからおばあさん然とした方まで、非常に幅広い年齢層でした。

今回のショーは『ノバ・ボサ・ノバ』−盗まれたカルナバル−と言うミュージカルと『めぐり会いは再び』- My only shinin's star -という演劇の2本立て。とても人気がある(らしい)柚希 礼音氏と夢咲 ねね氏の主演でした。正直なところ、『ノバ・ボサ・ノバ』の方はストーリーも良くわからず、ヒラヒラした衣装でのラインダンス等もあってうーむ、、、オジサンにはつらい!内容でしたが、後半の『めぐり会いは再び』の方は非常に楽しめました。(ただ、メインは『ノバ・ボサ・ノバ』だったらしい)まあ、通常の舞台演劇だと思えばいたって普通、十分に面白かったです。俳優人はさすがに天下一品。素晴らしい「芸能人」でありました。

しかしこの宝塚歌劇団と言う特殊な存在。歴史と紐解けばなかなか奥深いものがあり、日本の「ソフトウエア資産」に多大なる貢献をしてきたといえると思います。ただ、皮肉に映ったのは女性の集団であるこの劇団の演ずる内容が極めて男尊女卑であること。前述の同僚女性によればトップは「男役」で「娘役」は如何にその男役を引き立てるかで選ばれているとのこと。極めて皮肉。ただ、要するにこれは少女漫画を実写で再現し、女性の思う理想の男性像を形にしているのだなと思うとなんだか納得もいきましたが。

とまれ、素晴らしい芸術であることには変わりはなく。もう一度8500円払っていくか?と言われるとシェイクスピアとかの方が興味ありますが、十分に良い体験をしたと思います。