The Social Network ☆☆☆☆

あまりにもすごい勢いだと聞いたので、小生もfacebook、始めました。小生をご存知の方、見つけたらお友達になってください。あらためて説明する必要もないと思いますが、いわゆるSocial Network Serviceの一つです。日本でこそMixiに押されていて劣勢ですが、世界中で6億人(!)が登録しているというサービスです。ちなみに日本でのMixiは2200万人、facebookは185万人。比べ物になりません。ちなみに感覚的な話ですが、小生の欧米での元同僚はほぼ全員、facebook上で見つけることが出来ました。もう何年も会っていない人もいますが、顔写真付きの実名での登録なので見つけることも容易です。小生の他愛のないつぶやきにイタリア人とイギリス人が同時にコメントする様はなんとも言えない面白さがあります。

そんなfacebookの生まれを描いた映画なのですが、原作(と言っても同時並行で執筆されたので純然たる原作ではないらしい)の「The Accidental Billionaires」の通り、恐らく創始者自身もここまで大きなメディアになるとは思ってもいなかったと思います。今や、「China、India、facebook」と言われるほどの「大国」です。なんというか、Googleが最後のbig success over the Internetかと思っていましたが、まだまだやることはあるのですね。

さて、映画。物語は回想シーンを中心に淡々と進みます。それが妙に現実感をかもし出す。また、俳優すべてが実物に結構似ている、、、そういう選び方をしているのでしょうが、、、のでますますリアルに思える。それにしてもNapster創始者も一枚絡んでいるとは知りませんでした。これは現代のWall Streetなのかもしれません。

映画の話なのですが、facebookの話になってしまいました。いずれにしろさすがにアカデミー賞作品賞候補。たまにはこういったドキュメンタリーっぽい映画がとっても良いのではないかと思います。星4つ☆☆☆☆。