TOZAN Fazenda - Sao Paulo

今回は現地の方のスケジュールの関係で週末を出張先で過ごすことになりました。こんなことはめったにないのですが、解釈の仕方によってはラッキー以外のなにものでもない。観光資源に乏しいSao Pauloながら、本日はSao Pauloから車で1.5時間ほど離れたコーヒー農園、TOZAN Fazendaに行ってきました。写真は農園の中の風景とミュージアムの中。
　
　
このTozan農場、知っている人は皆知っている岩崎弥太郎の次男岩崎久弥が1927年に購入したと言う、由緒正しき農園だそうです。なんでも100年を単位で考えていると言う事業経営で三菱事業は日銭稼ぎ、TOZAN Fazendaは人類貢献なんだそうな。さすがに日本を支えてきた財閥企業だけあります。財閥企業の底力を感じました。ちなみTozanと言うのは東山で、岩崎弥太郎の雅号だそうです。写真は高台から風景を撮る同行者とコーヒーを乾かしているところ。
　
今回のツアーは農園での日本人ガイド付き昼食付きで、行き帰りのタクシーも入れて1万8千円程度。ちょっと高いですが質を考えると十分価値のあるものでした。日本人ガイドのツカモトさんの解説を聞きながらの農場巡りに続き、中庭でのシュラスコ料理。出てきた様々な肉は味噌をベースに味付けしてあり、日本人向け。付け合わせの野菜は当日の朝収穫された新鮮な露地物。ルッコラは飽くまで苦く、レタスは絞れば水分が滴るようでした。コーヒーの収穫の話はコーヒー好きの小生としては食欲だけでなく知識欲まで満たされました。満足！ほら、おいしそうな肉、肉、肉！
　
　
農園巡りを終えたあとは一路空港へ。なんと数日前に小生の一行の乗る予定のMexicana航空が倒産したと、、、果たして飛ぶのだろうかと心配しておりましたが何事も無かったのごとく定時に出発。かくして小生の11年ぶりの訪伯は終了。これからも出張の機会が増えそうなのでもう少しブラジルに関して勉強しようと思います。
　

さて、次はメキシコだ。

p.s.小生一行の乗ったMexicana Sao Paulo - Mexcio City線はMexicanaとして最後のフライトとなったようです。

東山農場 FAZENDA TOZAN DO BRASIL LTDA.
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