Avatar ☆☆☆☆★

この映画の噂を始めて耳にしたのはいつだったろうか。当時はずいぶん先の話だよなあ、、、と思っていたのですが、とうとう本日、109 CinemasでIMAX 3Dバージョンを観て来ました!14:20からの上映に間に合うようにとラゾーナ川崎に到着したのは1時間前。当家はネットで数日前に予約済みだったので、ちょっとビックカメラをブラブラしてから109 Cinemasに行ってみるとなんと!1420の回もその次の回も完売とのこと。さすがの超話題作!どうせ観るならIMAXですしね。

さて、、、長男と次男と3人でジュースとポップコーンを買ってワクワクしながら待っていると、、、次男が買ったポテトを全部長男が落としてしまったのはご愛嬌としても、、、さて、入場。メガネを受け取って待つ事しばし、思ったより短いCFの後本編開始。おーいきなりすごいぞ!

まずはその効果。3D効果は思ったより自然で、IMAXの大画面に引き込まれるよう。特に奥行き間のある構図だとその感覚が顕著になります。例えば高いところから下の望む構図。高所が苦手な小生にはかなりインパクトがありました。何処かで読んだのですが、3Dは飛び出す構図より奥行き間のある構図の方が効果的とのこと。まさにその通りです。あと、うまく説明できませんが、目の焦点を合う所と3D効果が不自然にならないように、かなり細かい操作をしているような気がします。じっと見ていると引き込まれそうです。また、IMAXの画面サイズに画質、そして音質もあいまって、とにかくすごい。恐れていた目の疲れも殆どありませんでした。ふと横を見ると子供達も食い入るように見ています。うーむ。ある意味、これは危険かもしれない、、、ただ、すごい。

 

さて、肝心のストーリーですが、、、人間の傲慢さを戒め、自然との共生の重要性がテーマ。とても面白いのですが、一つだけ大きな疑問。James Cameronは「風の谷のナウシカ」を見たことがあるのだろうか。なんか、世界観が一緒と言うか、、、Avatarは構想14年と言うけれど、「風の谷のナウシカ」は25年前の映画。世界観どころか、設定も似たところが多い。主人公は自然に認められた者、光る森達、そしてそこで生きる様々な生き物。森では人間は息ができない。そして、あの光る触手。あと、飛んでいる岩山はラピュタ???うーん。「ジャンル大帝」と「ライオンキング」程似てるわけではないので、、、まあ、いいか。アクションあり、ロマンチックありで大きなテーマもある。エンディングも最悪のシナリオではないし。とても良い映画です。(でも宮崎駿はその10年前にこの世界を描いていたのだからもっとすごい!)

これから映画っていうのは全部3Dになるんじゃないだろうか。お金を払って映画館で映画を見るという行為は家でBDで観るより特別な体験であるべきだし、大音量だけでは物足りない。やっぱり3D!「3度目の3D映画ブーム」、今回は本物になると思います。ナウシカが気になるけど、全編3Dで迫力ある映画を作ってくれたJames Cameron監督に敬意を表して星4つ半☆☆☆☆★。