State of Play ☆☆☆

なんか、久しぶりの本格サスペンスを見ました。年季の入った古いタイプの記者と見所のある若い記者の葛藤と成長という古臭いコンセプトを混ぜた、複雑な陰謀モノという良くあるストーリー仕立てなのですが、複雑さ加減が良いのとRussell Croweの演技が良い。日本で言えば「昭和の記者」的キャラですね。ちょっと前なら「俺にはキーボードなんか使えねぇ!」という表現を軸にキャラ作りするのでしょうが、さすがにそれは時代錯誤と思ったのか、PCも携帯電話も使ってます。この人、この役のために太ったのでしょうね、役者さんも大変です。話によるとこの役は当初Brad Pittがアサインされていたとか。Brad Pittだったらぜんぜん違うキャラになっていたのでしょうが、「昭和の記者」のイメージだったらRussell Croweの方が合うかな。


ものすごく良かった、、、とは言いませんが、Rassell Croweが良かったので星は3つ☆☆☆。