フォーク・ソング2 - 歌姫哀翔歌 中森明菜 ☆☆☆☆

会社の先輩で中森明菜のファンの人がいて、「今度のフォークソングのカバーは良い!」との事だったので思わず購入してしまいました。ところで彼は今度中森明菜のDinner Showに行くとの事、、、うらやましいけど4万円と言われると二の足を踏みます。まあ、小生もその程度のファンではありますが、生まれてこの方小生の部屋を飾った女性のポスターや写真は細君とこの中森明菜氏だけであります。

さて内容。ここ数年、セルフも含めてカバーづいている中森明菜。好き嫌いはあってもそれぞれなかなかの出来だったと思うのですが、今回は特に良い。なごり雪、悪女、シクラメンのかほり神田川あたりが小生の好みです。ちょっとハスキーな声でとても雰囲気があります。昔と比べてかなり声量が落ちてしまったのが残念ですが、今回はそこを補う変化球で勝負したと言うところでしょうか。過日NHKで放映された「Songs」(再放送予定あり)でも十分それが伝わってきましたが、どれも彼女独自の解釈で歌い上げている感じで、あらためて歌詞そのものの意味を味合わせてくれます。そもそも歌手(=詠い手)ってこういうものなのだろう、と改めて思いました。

しかしながら、、、自分が20歳前後の頃、つまりは中森明菜の大ファンだった頃、40歳半ばのおじさんたちは青江美奈が良い!とか言ってたわけであります。実は年齢を計算するとちょうど同じような関係なわけで、、、なんだか複雑な心境です。まあ、良いものは良いと言うことで、星4つ☆☆☆☆。