「真夏の夜の夢」- Propeller

シェイクスピア、と言うと格調高く、非常に分かりにくいとっつきにくい物と思いがちです。小生もずっとそう思っていたのですが、英国で見たPatrick Stewart出演のThe Tempestは非常に面白く、十分楽しめるものでした。残念ながらそれ以後観る機会がなかったものの、機会があれば是非、と思っていました。

 

っと、細君がPropellerなる劇団が東京芸術劇場で「真夏の夜の夢」を公演する、というのを見つけてきたので早速行ってきました。このPropeller、ロンドン郊外で活動する男性だけで構成されたの劇団で、主宰者が若い頃に日本に留学していた時に見た宝塚がヒントになっているとか。男性だけの劇団というとちょっと気持ち悪い気もしますが、実際、シェイクスピア自身の時代にはすべて男性だけで演じられたそうですから、本来何もおかしい事はないはずです。さてさて子供達にとっては久しぶりの生のQueen's English。果たして次男はどこまで理解できるか。。。

さて、その内容。多少の英語ならストーリーは追えるだろうと同時通訳機も借りずにタカをくくっていたら英語が全く分からない。ストーリーはなんとなく知っていたものの、とにかく難しい。横を見ると次男もつまならそう、唯一長男だけがちゃんと聞いていました。初めから同時通訳機を使っていた細君は日本語でも難しいと言っている。。。うーむ。長男によるとかなり古い英語だそうで、、、youの代わりにthouだそうで、、、それでもThe Tempestの時はもう少し分かったのになあ、、、やはり小生も次男も英語の力がかなり落ちているか。

つまらなかったとは言いたくないけど、とにかく難しかった。。。今度はもうちょっと簡単なのに行こう。。。