家。

実は本日、引越しです。苦節43年、やっと住宅を購入いたしました。小生の周囲の同世代の方々はもう10年も前に購入された方が多いのですが、もともとの浪費体質に加え足掛け10年にも及ぶ海外生活からタイミングを逸してしまっておりました。

今回の引越しは小生にとって14回目の引越し。世間一般から比べると若干多い多いほうかと思います。言うまでもなく、働き始めてからの方が回数が多いわけで、、、まあ考えてみれば平均3年に1回の計算。まあ、忙しいですね。今回の引越しでとりあえず、落ち着く事になるはず、、、です。「はず」というのは、どの会社でもそうですが、家を購入すると転勤と言うジンクスがあるため。小生の場合、果たしてどういうことになるか。。。

さて、以下、今回の住宅選びの顛末。もしかしたらどなたかの参考になるやも知れませんので、しばしお付き合いを。

新居は旧居から徒歩7-8分程の場所。帰国時の住居選びは子供達の学校を基準に決めたので、そこから転校しないで済む場所を選びました。これまで散々子供達をあちこちに引っ張りまわしてきたので、せめて国内での引越しに伴う転校は避けたいと言う気持ちからです。次に、予算内で 1.リビングが大きめである 2.二階建てである 3.子供の部屋が並んで使えるようになっており、親の寝室と同じフロアにあること 4.駅からは10分以内 を条件に探しました。
っと、出てきたのがこの建築条件付の土地。「建築条件付」と言うことで建築業者が指定されてしまうのですが、中身が自由にいじれる建売だと思えばそれも悪くないかと。人から「この業者と使いなさい」と人から言われると「なんでよ」と反発したくなってしまう小生ですが、ここは我慢。もともとの提案プランは3LDKだったのですが、いろいろ考えた挙句1SLDKに。ポイントは 1.小さい部屋の3LDKより大き目の部屋の2LDK。一部屋つぶしてホールにしてしまう。2.左右対称の大き目の部屋を子供部屋にし、後で仕切って2部屋にできるようにしておく。結果的にここが構造上「納屋=S」と解釈されました。3.食器棚とAVラックは据付にして効率よくスペース活用。などなど。
外装と内装、全体の雰囲気に関しては、どうしても忘れられない南欧の家と昔から憧れていたログハウスの雰囲気を取り入れた微妙なデザイン。ここだけ聞くとものすごくアンバランスな感じがしますが、結構うまくまとまったと思います。(というか、古い南欧の家は外見はパステルカラーだけど内装は結構シックな雰囲気で柱とかはむき出しになっている。それをなんとなくイメージしました。。。)

かくして、狭いながらも楽しい我が家の完成。購入を決めたのは去年の9月のリーマンショックの直前。契約してからしまった!とも思いましたが、頭金さえあればむしろ家賃よりは月々の支払いは安いし、まあ、どうせ住む家は必要ですから。

1年でもっとも仕事の忙しい時期に引越し、ということで体が持ちましぇーん、、、本日を含めて4連休は引越しとその後片付けで終始しそうです。