Jumper ☆☆★

久々の飛行機の中の映画館です。ちょっと気になっていた Hayden ChristensenのJumperを上映していたので、一回目の食事が始まると同時に見始めました。
Hayden Christensen、Star Warsと同じように特別な才能を、持て余す若者を好演、、、と言いたいところですが、芝居と言うよりこれが地なのかも。変幻自在のSamuel L. Jacksonに比べるとやはり雲泥の差。この人は本当に役者と言う感じがします。まあ、今回はXXXと似たようなキャラクタでしたが、善人も悪人も演じわけ、本当に同じ人なのかと疑ってしまうくらいです。この人はすごい!

と言うわけで手の込んだ設定もうまく説明され、解説にあった日本のシーンもなかなかおもしろく(しかしあれが日本の銀座である必要があったのだろうか?)、さてここまで話を広げてどう収拾つけるんだろう???と思ったら、結局あまり収集もつかないまま終了。同じ次回作を期待させる終わり方にしてもボーン・アイデンティティほどではないし、なんだか尻切れトンボになってしまった感じでした。まあ、かといって他にうまい終わり方があったのかと言われても思いつきませんが。これ、テレビのシリーズ物にして、もっともっと細部を描きつついろんな事件を時間をかけて描いたほうがおもしろいのではないかと思います。

まあ、日本の2時間テレビドラマの感覚で見ればそこそこ、でも、もっとおもしろくなりようがあったんじゃないかなあ、と星2つ半。☆☆★。