3 Skypephone

先月だったか世界に先駆けて英国で発売になった話題のSkyp内蔵モバイルフォン、3 Skypephone。新し物好きの小生、試したくて試したくてうずうずしていたのですが、自分は会社支給の携帯があるし、細君も長男もすでに持っている。次男はまだ必要ないし、、、全く買う理由がない。pay as you go(pre-paid)バージョンで50ポンドとそれほど高いわけではないのですが、とにかく必要がない。うーん、とりあえずSkype機能使うんだったら無料みたいだし買うかな、、、いや、さすがに無駄だ、、、と結局買わなかったのですが、今月遊びに来る姪が携帯が必要だとのこと。おお、であればこれを買おうではないか、と変な理由をつけて購入してまいりました。

プロバイダーは結構アグレッシブな戦略をとっている3(Three)。色は黒、白とブルーのコンビ、白とピンクのコンビ。せっかくSkypeですから白とブルーのコンビを選択。50ポンド払って10ポンドのTop-Up(pre-paid)を払って意気揚々と帰宅。

新しいおもちゃは楽しいです。早速充電していろいろ試してみました、、、さすがに新しいハードだけあって良い。カメラも二百万画素で画質は上々。写真やビデオを撮ってさくっとメールで送れるし、これは便利。(まあ、最近は当たり前ですが、、、会社支給の小生の携帯は結構不自由が多い。それもサンプルでもらったやつだしたまに勝手にリスタートして「パフォーマンスを改善する為にリスタートしました」と言う。頼んでもいないのに勝手に、、、それってハングアップしたと言わないか、普通!)
さて、肝心のSkypeですが、、、ちょっと想像してたのと違う。Top-UpしないでSkype部分だけ普段使えば便利じゃ、日本からでも無料で使えるわ、、、と思っていたらさにあらず。まず、最後にTop-Upしたときから30日間しかSkype機能は使えない。つまり、Skypeだけしか使わない場合も基本料金10ポンドかかってしまうということ。(Top-Upの最低料金は10ポンドなため)うーむ、これは致命的。ただ、ネットワーク自体は3のものを使用しているらしく、WiFiのアクセスポイントから入る必要はないです。つまりは、通常の携帯にSkypeソフトが入っていて、Skypeユーザーだけには無料で電話ができる、と言う代物。発想はなんとなくSoft BankのWhite Planに似てますね。一見ひどく安く見えるが、シェアが高くないSoft Bankだからできる戦略、つまりは相手の多くは非Soft Bank、殆どの通話は無料ではなくなる。うーむ、賢い戦略。

ということで、3 Skypephone、そこそこ勉強になりました。姪っ子のために買うpre-paid携帯も安くても20ポンドくらいはしますから、差し引き30ポンドの授業料。少しは勉強になったということで、まあまあの投資対効果だったと言ってよいでしょうか。