C'etait Un Rendezvous ☆☆☆★

昨日、Baccoで元上司S津さんが言っていた「フェラーリでパリを思い切り爆走する映画」。ありました。Claude Lelouchという映画監督が撮影した9分の映画で、今から42年前のものらしいです。フェラーリ275GTBで早朝のパリを本気で爆走したらしい。

タイトルは「C'etait Un Rendezvous」で、Amazonでも売っていました。しかしすごいですねえ、、、実際に運転しているのは2年前になくなったMaurice Trintignant(モーリス トランティニアン)という元F1ドライバーだそうです。当時はドライバーの名前は明かされなかったため、監督は映画公開直後に逮捕されたもののドライバーであるモーリスは逮捕されなかったようです。ちなみに世の中にはいろんな人がいるようで、いったいどんなスピードで走ったのかを計算したり実際に走ったルートをアニメーションで示したりするサイトもあります。

フェラーリ275GTBというとこの車なのですが、、、42年前にデザインされた車だとは思えないですね。とても先進的。それから一説には実際に使われた車は監督の所有するMercedes 450SELであって、音はフェラーリの275GTBのものを後から付け加えたのだとのことですが、42年前の450SELで果たして220Km/Hも出せたのか、そのスピードの耐えられるだけのデザインだったのかと言うとちょっと疑問ですが。。。やはり物語のオチを考えても、使われた車はフェラーリの275GTBであったとしておくべきだと思います。

それにしてもやはりCGでは感じられない緊迫感が伝わってきます。なんでもCGで処理してしまう世の中になってしまいましたが、やはり本物は違います。>S津さん、一度DVD貸してください。大画面で見てみたい!