Borat ☆

遅ればせながら観ました、Braot。良くも悪くも話題になっていた映画ですが、、、さめた見方をすればただの品の無いドッキリカメラ。文化人気取りの人の評を聞けばアメリカ社会風刺。まあ、意図からすれば当然後者なのでしょう。主演のSacha Baron Cohenと言う人はケンブリッジ大学出身のインテリだそうで、彼のキャラクターであるBoratが差別しているユダヤ人であり敬虔なユダヤ教徒

ただ、内容はといえば正直言って見るに耐えない下品なただのドッキリカメラの連続。普通の程度のドッキリカメラであれば小生も笑いますが、この映画の場合笑いで済ませられる範囲をあまりに超えていてあきれてしまう、、、その後に襲ってくる嫌悪感。正直、後味の悪い映画ではありました。

誰かが書いていたのですが、笑いの基本は嘲笑であり、人間は自分より劣っているものを見て笑うのだそうです。その意味ではこのBoratはまさにそれの限界を狙っているとも言えますが、完全にその限界を超えてしまっていると思います。まあ、人によってはその限界値が高い人もいるので、そういった人は笑えちゃうのでしょう。小生は、、、ちょっとさめちゃいました、で星は1つ☆。