Shrek The Third ☆☆☆

先週の金曜日から長男が修学旅行に出かけており、旅行先でShrek The Thirdを見る予定とか。そうなると次男がかわいそうなので近くの映画館に次男を連れてShrek The Thirdを見に出かけました。ちなみに当家がよく行くこの映画館、サラウンドスピーカーにJBLのContorl 1のようなものを左右3つ4つ使用しているだけの非常に小さなものです。本当に近所の映画館、、、ですね。本日は封切り間もないのにもかかわらず、観客はまばら。お父さんやお母さんに連れられた子供が多く、次に多いのがやっと友人同士の外出を許されたと言うような年頃の女の子の組み合わせ。まあ、年頃の男の子はこの映画は見ないわな。。。

さて映画。皆さんの映画評にあるように、CGはますます良くなり映画自体のストーリーよりその画像技術に感心させられてしまいます。内容はというと、、、さすがに第1作のインパクトはなかったですね。個人的には各所にちりばめられた他の映画のパロディがとても好きなのですが、今回はそれもあまり見つけられませんでした。お姫様達がお城に攻め入るシーンではかなりのアクションを期待したのですが、うーん、もう少し面白くなると思うけどなあ。まあ、次男はとても楽しんだようですが。

もうだいぶ前ですが村上龍の小説で「愛と幻想のファシズム」という強烈な小説がありました。その中で、CGで合成されたアメリカ大統領がブラジルの負債を帳消しにするという宣言する場面がテレビで放映され、それがきっかけでパニックが起こるというものがありました。この小説が書かれた20年前のCG技術はそこまでではなかったのですが、将来はこうなるんだろうなあ、そうなるとテレビと言うメディアは信用できなくなるんだろうなあ、とぼんやりと思ったことを記憶しています。これからどんどんCGの技術は進み、最後は俳優が要らなくなる世界がくるのかもしれません。もっともあまりにもリアルにShrekを作ると気持ち悪いかもしれませんけど。。。

画像は綺麗、ただただ感心するばかり。小生と次男で10.5GBPでコストパフォーマンスは良い。しかしながらちょっとインパクトに欠ける内容で星三つ☆☆☆。