「デセプション・ポイント」

デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

デセプション・ポイント〈上〉 (角川文庫)

ご存知、ダン・ブラウンが「天使と悪魔」と「Da Vinci Code」の間に書いた作品です。あまり話題にならないので面白いのかなあ、、、と思っていましたが、過日の日本出張の際に購入してきました。それを昨日のロンドン市内でのミーティングに向かう電車の中で読み始めたのですが、、、、面白い!!!っと、結局オフィスから帰宅してからもやめられずに、今日の朝4時までかかって上下巻を続けて読んでしまいました。

さすがに前述2作から比べると物語の深さはない、、、それは単純に宗教を扱ってないからかもしれません。しかしいろいろな方の解説にあるように、本作品の方がはるかに映画化に向いていると思います。描写も非常に写実的だし、さぞかし映画栄えするだろうなあという場面が多数。誰か映画化してくれないかなあ、>Sony Picturesさん、企画してくれませんか?


以下、勝手に配役してみました。
レイチェル・セクストン : ジョディ・フォスター(年取りすぎてるかなあ)
マイケル・トーランド  : マシュー・マコノヒー(映画「コンタクト」の影響強すぎ?)
ガブリエール・アッシュ : ハル・ベリー(ちょっと年齢があわないか)
セジウィック・セクストン: マイケル・ダグラス(ちょっと悪そうなところが)
ザカリー・ハーニー   : ハリソン・フォード(良い大統領と言えばこの人)
ウィリアム・ピカリング : ジェームズ・クロムウェルジャック・バウアーのお父さん)
コーキー・マーリンソン : ジャック・ブラックキング・コングの映像技師)


人によってはダン・ブラウンはワンパターンだと言う人もいますが、スピード感ある物語展開はぜんぜん飽きません。読み出したらやめられないです。
ただ、これってどこまで本当なんでしょうかね。この人の話はどこまでが真実でどこからが虚構なのかわかりません。まあ、そこがうまいところなのでしょうが、、、パズル・パレスも読んでみよう。。。