ジパング/鮨銀 - Paris ☆☆☆★

3泊4日パリの旅、夕食は3回だけ。1日目は我慢できずにラーメン、しかし失敗。昨日はその雪辱戦でしっかり日本食。今日はやっぱりフレンチでしょう、と思いつつも子供達を考えると、、、やはり日本食しかないか。
しかしロンドンとパリの日本食は大きく違うと思います。どんな料理もあくまで外国料理として存在するロンドンと、そこに根ざしてしまってローカルフードの一つになってしまっているかのようなパリ。結果的に日本食もレベルが違う。ということで、「パリだからこそ、日本食なんだ」と妙な論理で自らを説得し、本日は焼肉にすることに決定。本来は「Yakiniku」という店に行こうと思ったのですがあいにく予約が一杯とか。パリ在住の先輩S本氏から情報を得て、「ジパング/鮨銀」に行ってきました。

焼肉と鮨を出す、、、ということでアメリカにありそうな変な日本食屋を想像していましたが、なんのことはない、1階が普通のすし屋でその2階で焼肉屋をやっているというお店でした。味も期待していなかったのですが、なかなかどうして、十分おいしい。次男はよほどおなかが空いていたのかなんと丼飯2.8杯を平らげ、平然としていました。(ちなみにこの7歳児、フォレスト・ガンプが急に走るのをやめたように、突然お腹を一杯にして食べ終えるのが特徴。ゆえに丼飯も3杯ではなく2.8杯でごちそうさまでした。)ただ残念だったのはセットメニューの「シャンゼリーゼ」の肉が殆ど脂身なしでモノ足りなかったところか。追加の大盛りカルビ、上カルビそして豚味噌は非常においしく頂きました。ちなみに写真は食べる前にとても機嫌が悪く、漫画で顔を隠す次男。(単におなかが空いていたらしい)
 

シャンゼリーゼ通りから徒歩3分(と言っているが5分はかかる)で手軽、味もまあまあの完全日本式焼肉屋。悪くないです。ちなみに意外だったのはフランス人と思しき現地人が家族で何組も来ていたこと。冒頭に書きましたように、フランス人にとっては日常に存在する外国料理なんでしょう。でも、家族で普通に焼肉を食べるフランス人。変な風景でした。


ジパング/鮨銀
96 rue la Boetie 75008 Paris
01 45 63 77 00