英国 Secondary Schoolへの道 その5

本日、仕事の合間に長男の第一志望校の校長先生と面談してきました。

この学校、とても充実した施設で感心しきり、出来たら自分も人生をここからやり直したいと思うくらい、長男がうらやましくなった学校です。本人も気に入っているようだし、ここには入れれば、、、というところ。なんで中学生にもならないのにこんなにやきもきしなければならんのか、、と思いますが、まあ、仕方がない。
校長先生は、いろいろな意味で貫禄のある立派な方でした。びしっとスーツをきて、いかにも高そうなシャツを着ていました。まあ、あそこまで隙のない格好をしていながら嫌味がそれほどないのは、控えめにすることを知っているイギリス人であるが故か、この人の人格か。まあ、なんだか金儲け主義者っぽいなあ、と言う感じもしましたが、、、不思議と悪い印象はありませんでした。
こちらの自己紹介から始まり、長男の売り込み。「英語は大丈夫ですけど、さすがに第二外国語なので、、、でも全く問題ありません。こちらは日本語クラブがあるんですよね、、、うちの息子貢献できます。テニスが好きなんです、こちらはテニスが盛んですよね・・・」こびるのはいやなのですが、控えめに、しかししっかり売り込んできました。この学校、40人の枠に100人から140人が試験を受けるとか。まず最初に50人くらいの合格者を出し、そこから12人くらいの補欠を出すそうです。どの子供も複数の学校を受けるので、合格者が必ずこの学校に入るとは限らないんですね。こう書いているとまさに自分の23年前(!)、、、大学受験を思い出します。(しかしぞっとしますね、大学時代が23年前ですよ、、、自分にとってはついこの間の出来事なのに。そう考えると、自分の生まれた23年前っていうと第二次世界大戦前なんだよなあ。)まだ10歳なのに、、、ちょっとかわいそうな気がしますが、せっかくここに住んでいるのですから何でも体験してもらった方が良い。遊ぶのも大切、でも、こんな経験なんて出来ない。イギリスの中学校ですよ、寮付きですよ、ハリーポッターの世界ですよ!正直、お父さんはうらやましい。本人も一応その気になっているし。。。がんばれよー。