英国 Secondary Schoolへの道 その4

本日は平日ながら、初めて公立校の学校見学に行って参りました。当家はたまたまこの学校の「学区」に属すため、長男は私立校を選ばなければこの学校に行くことになります。ただ、この学校、実はこの周辺ではトップクラスの学校で、この学校に子供を入れたいがためにわざわざ引越しをしてくる家族もいるとか。(実は当家から歩いて5分のところの小学校もそうで、この小学校からこのSecondary Schoolへ、というのが一つのルートになっているようです)

この学校、公立だけあってかなり違う、、、というか、もっとも私の持っていた「学校」のイメージに合う学校でした。まさに自分の通っていた中学や高校の雰囲気で、長い廊下にロッカーが並び、いくつもの教室が並んでいるといった風景。逆に今までに見た私立校で感じたようなアカデミックなイメージは感じられなかったですね。言い換えると「メディア理論」とか「ラテン語」とかいう特色がありそうな授業はないようでした。それから体育館はかび臭かったし、廊下に立たされ坊主もいたりして、まさに「学校」という感じでした。
生徒も様々で、「良家の子女」っぽい生徒の集団だった一番初めに見学した学校(一応これが長男の第一志望)や、とても自由な雰囲気のあった2番目の学校ともまったく違う、まさにいろんな生徒の集まりでした。さすが公立校。しかし子供も12歳を過ぎるともう大人ですね、、、ちょっと前に流行ったt.A.T.uみたいな目の周りを黒く塗った女の子がたくさんおりました。うーん、なんか怖い。

公立校の長所でもあり短所でもあるこの雑多性。位置付けから長男にとっては「すべり止め」になりますが、実はこの3校の中では彼にとってもっとも難しい学校なのかもしれません。向こうっ気の強い自分から見ると「てやんでい、ならやったろか」となりますが、どちらかと言うと気の弱い長男は果たして乗り切れるのか。もう一つ、当家の近くに公立校があるのですが、、、ここはこの地域でも有名なxxxな学校。こっちの学校にするわけにはいかないしなあ、、、とまた悩んでしまうお父さんでした。