英国 Secondary Schoolへの道 その2

どうやら風邪をひいたらしく、周りから帰れ!と言われたので帰ってきました。

さて、この記事を読んで参考になる人がどのくらいいるかわかりませんが、記録のために書こうと思います。

UKにおけるSecondary Schoolのお話。当家の長男は10歳、来年の9月からはSecondary Schoolに進学予定です。日本よりちょっと早いですが、言ってみれば中学校です。普通の感覚から言えば中学校なんて義務教育、黙ってても通知が来て、、、と思ったら大間違い。お父さんとお母さんは結構能動的に走り回らないといけません。さて、、、

まず、現在彼はPrivate School(=私立)に通っています。この時点で、教育委員会からはState School(=公立の中学校)に関しての連絡は来ないので、子供を教育委員会に登録する必要があります。もちろん、このままSecondary Schoolも私立を選べば公立の学校は必要ないのですが、そうは言っても私立の学校には試験があります。試験に落ちた場合のことを考えて公立にも登録をする必要があるわけです。しかも、現在通っている学校は彼らがそのまま私立に進学することを前提としているのか、公立の話は一切してくれません。っと、気がつくと締め切りが10月20日、しかもお目当ての学校のOpen Dayは先週に終わっている・・・。ということで早速教育委員会に連絡をし、彼を登録することにしました。これも結構厄介で、、、ある友人は直接電話をして事情を話すべきだと言うし、websiteはon-lineで出来るとも言う。「無理を通せば道理が引っ込む」土地柄でもあるので、電話した方がいいのかなあ、、、と電話しました。何のことはない、on-lineでやるのも良し、用紙を送ってもらって記入するのも良し。私は英国の郵便を信じていないのでon-lineを使用。しかしこれがまたわかりにくいwebsiteで、、、まずは自分を登録してIDとパスワードをメール経由で入手、それからあらためてlog-in、今度はまったくどこに行ったらよいかわからず、必死で探してSecondary Schoolの登録用紙を発見。今度は現在通っている学校の固有の番号を記入するところがあるのですが、これもまた誤解を生む表現ばかりで、、、結局何とか完了するのに2時間。

同時にお目当ての学校に電話、学校訪問をアレンジしようにも、担当者が忙しいのでメッセージを残してくれとのこと。まあ、とりあえず専用の登録用紙を10月20日までに送れば完了。後は担当者を追まわし、学校訪問と校長先生に会えば良し、と。これは後でも良いや。

さて、同時進行で私立の学校も調査開始。これは日本の受験戦争そのもので、「滑り止め」「本命」「高望み」のような格好で志望校を決め、試験日程を組みます。ところで驚いたのは、学校の方で子供にどう心構えをさせるかとか体調管理、その他いろいろな「受験指南」を教授してくれること。(まあ、長男の通っている学校が特殊なんでしょうが)ある意味なつかしいなぁ、とのんきに思いつつ、うーむ、これはなめてかかれないな、と気を引き締める。

学校の選択ですが、さすがに「偏差値表」まで洗練されたものはないものの、現在通学している学校の方で「大体このくらいのレベルの学校じゃないかなぁ」みたいな事を言ってくれるのでそれらの学校のOpen Houseに参加します。さらに別途校長先生とも個人的にアポをとり、面談。実は昨日ある学校に行ってきたのですが、その学校は試験だけで合格者は決めないとのこと。まずは10月以降に校長先生と子供との面談をし、それから現在の学校から内申書みたいなものを取り寄せ、1月にやっと試験、それらを総合して決めるとか。うーむ。当家の長男は試験が苦手そうなので、、、でも内申書もあまり自信ないなあ。でも、なかなかいい学校のようだし。さて、もう一方の学校の校長先生ともアポを取らなければ。。。

まあ、こう書いてみると大したことはないように思いますが、小生も細君も初めてなので手探り状態。なかなかないことなのでもう少し楽しめればいいのですが、そこまで余裕もありません。あとは、あの学校とあの学校にregistration fromを送って、公立の学校のアポを取ればとりあえずOKか。。。まあ、後で振り返れば良い思い出かもしれませんね。おい長男、がんばれよ!