英国 Secondary Schoolへの道 その1

HiroS2006-09-23

来年、長男はSecondary Schoolに進学予定、言ってみれば中学生になる予定であります。英国の教育システムは日本に比べて1年半早いので、長男は日本で言えば小学校4年生。しかし来年の1月には次の学校に進むための試験が待っている、、、お受験なのである。もちろん、State School、つまり公立に行けば試験はないのですが、周囲の子供たちが私立をほとんど受験するらしいので、一応本人もその気になっています。

各学校は、そういった生徒対象に一斉にOpen Houseを開催します。それが9月。ということで当家も本日、第一志望となるだろう学校に行って参りました。我々はどこからどう見ても日本人、やはりかなり目立つのでちゃんとした格好をしていかないといけないな、ということで、小生は日曜日なのにチノパンにシャツという格好。(ちなみに私は日曜ではなくてもメガネはかけている)長男は洒落たピンクのシャツにチノパン、細君もワンピースといういわばお受験スタイルで臨んだのでした。

いやー、参りました。学生に戻りたい!

右手上の写真をご覧あれ。1905年開校という歴史ある学校。森の奥にある広大なキャンパス。テニスコート、ホッケーコート。科目ごとの教室。希望すればラテン語も勉強できるらしく、、、私が代わりに入学したい。(ラテン語の先生はかなりマニアックで、「ラテン語は死言語だと思うんですが、しゃべれる人はいるのでしょうか」と聞いたところ、得意げな顔で本を読んで聞かせてくれました。)校内を案内してくれたのは13歳の生徒、カラム君。なかなかしっかりした子供でした。しかし、11歳ごろからこういったところで勉強できるというのはとても恵まれている。まったくもってうらやましい限りです。

残念ながら小生は赴任者、いつかは日本に帰国の身。いったいいつ帰任させられるやらわかりませんが、出来るだけ粘って子供たちをこういった学校に送ってやりたい、とあらためて感じました。まあ、彼がこの学校に合格するかどうかは別な話なんですが。。。(ちなみに彼が一番興味を持ったのは寄宿舎にあったPlayStation2の置いてある部屋。うーん、君、もうちょっと他の事に興味持たない?)