Brokeback Mountain ☆☆☆★

最近面白い映画がない。近々公開の「初恋」が妙に気になるのですが、それは宮崎あおいが出ているからではなく、それもあるかもしれないけど、子供心に覚えている三億円事件が題材であるということと、時代背景が好きであるということからです。

と、あまり関係のない切り出しでしたが、日本に向かう飛行機では今年のアカデミー賞監督賞作品である「Brokeback Mountain」をやっておりました。題材が同性愛ということもあり、どうしても見る気がしなかったのですが、まあ、これもめぐり合わせと言うことでじっくり鑑賞いたしました。
しかし、、、やはりこのテーマ、個人的には好きになれず、気持ちが悪い。大体から男同士で嫉妬するという、なんというか、気持ち悪いとしか言いようのない内容に、何度か見るのをやめようと思ったことか。やっぱりこのテーマ、だめだぁ。
しかし、娘との家族愛を交えての描写が始まったあたりからすべての事象にだんだんと深みが出てきたような感じになり、最後にすべての愛を同次元で語るようになる。最後の台詞が非常に印象的だった。（でも忘れちゃった。約束するよ、、見たいな感じだったと思うけど）そこまで見て、なるほど、悪い映画ではないなあ、、、と思うに至りました。

しかしこれ、Ann Lee監督なんですね。それに一番びっくり。たいしたものです、これだけ方向性の違うものが作れるなんて。。。だから作品賞ではなくて監督賞なのかな。DVDを購入して改めて見るまでではないですが、一回は見たほうがいい映画かもしれません。ということで、星4つ、だけど、題材がどうしても好きになれなくて、星3つと半分。（別に同性愛でなくてもこの映画、作れるんじゃないかなあ。。。）