Blenheim Palace

本日はイギリスでは珍しい3連休、その中日。午前中から天気が悪く、今日はだめかなあ、、、と朝からソファで昼寝をしていましたが、午後から天気は回復。それでは、というので、ブレナム宮殿までドライブしてきました。当家から一時間の距離です。以下、Wikipediaから。

マールバラ公ジョン・チャーチルが、スペイン継承戦争中のブランハイム(ブレナム)の戦いで立てた戦功によって当時のアン女王から贈られた大邸宅。バロック様式で、建築家ジョン・ヴァンブルーの設計による。彼の子孫で、第二次世界大戦中の首相であったウィンストン・チャーチルの生家でもある。1987年に世界遺産に登録されている。

そうなんです。あのチャーチル首相の生家だそうで。こんな庭を見ながら育つとああいう人物になるんですねえ。ただ、子供のころのウインストン君は結構お茶目だったようで、悪い成績の言い訳をした手紙等がたくさん残っており、この宮殿内部の展示室に展示されていました。
 
庭は特に美しく、これで天気がよければなあ、という感じ。また、宮殿の外側にも芝生の中に道が延々と続き、丘の向こうには塔が見えたりする。もっと暖かくなったらもう一度来よう。

ところで、本日は特別な催し物を開催中でした。題して「Blenheim Palace Jousting Tournament With the Knights of Royal England」です。Joustingというのはよく中世の騎士の決闘とか戦争で出てくるやつ、馬に乗ったまま槍で突っつきあうやつです。もちろん、今回のこれは「本気」ではなく、半分コミカル仕立てにしてあるのですが、なかなか迫力もあります。
 
ただですねぇ、、、このイベントの冒頭に子供たちの行進があったのですが、その子供達が武器を持たされている。これだけでも日本だと「これはけしからん」とかなりそうなんですが、中には「生首」を持たされている子供がいました。(右の写真の、腕が赤い服を着た子供と赤い服を着た子供の手に注目)要は凱旋してきた騎士団ですから文字通り敵の首を持って帰ってくるわけですが、何も子供にそれを持たせなくても、、、という気がしました。文化の違いといってしまえばそうなんですが、結構生々しいものでした。(ちなみに実は当家の次男も生首担当でしした。)