「ちゅねとも」

最近、世の中が音を立てて変わっていっているような気がしています。
別に今始まったことではないんですが、ふと気がつくといろんなものがどんどん変化している。

と書くとものすごいオーバーに聞こえますが、きっかけはたわいもないこと、所蔵のCDをiTuneに登録するという、いったい何のためだかわからない作業です。とにかく全部やろうと、変な執念を燃やしているわけですが、まあたかだか200枚程度なのでものすごい話ではないです。ただ気がついたのは、、、iPodでは同じ曲を違う演奏者で続けて聴けるんですね。これって以前は、いちいちどこだっけかなあ、と一つ一つCDを手にとって曲を探しながらしていたこと。それがiPodではいとも簡単にできちゃったりする。(ちなみに私の好みはJazzなので、こういった聴き方が非常に楽しかったりします)
また、同時にジャケットも一つ一つネットから探してきて貼り付けるという、これまた細君から言わせると理解不能なこともやっております。Jazzを聞いていたのはもう10年以上前ですが、当時は超有名版と同時にマニアックなのも聞いていたのでけっこうこのジャケット探しに苦労します。ただですねえ、頭の良い人はいるものですね。このURLをご参照。
http://www.hiroiro.com/index.php?eid=240
この方の開発した「ちゅねとも」と言うソフトは、iTuneで曲を聴いていると自動的にジャケットの写真を自動的に探してきて表示してくれるのです。このソフトを初めて使ったのがHorace SilverのPencil Packin' Papaというアルバムのジャケット写真をものすごく苦労して探し当てた直後だったので、超びっくり。15分くらいかけて探した写真が自動で表示されたのです。。。
ただ、さすがにこれは偶然中の偶然で、Al HaigとかあたりになるとInvitation以外は表示してくれません。また、John Wrightなんていう超マニアックなピアニストになると、South Side Soul以外のアルバムは無理でした。(ごめんなさい、結構マニアックな世界に突入してます)このような場合はマニュアルで探さねばならないのですけれど、とにかく感心したのはちゅねともを開発された方。とにかく発想に参りました。(ちなみにマニュアルでもJohn WrightのNice 'N' Tastyと言うアルバムだけ、どうしても見つかりません。これだけはどうしても見つからないのです。。。自分でスキャンするしかないか)

と、話の方向がかなりずれてきましたが、技術の進歩とインターネットの発展で映像や音楽の楽しみ方が根本的に変わるんだなあ、とあらためて思ったわけです。ちなみにあらためてJazzを聞いていたらなんだか楽しくなってきました。初めから全部聞きなおそうか。年齢もJazzに追いついてきたしなあ。