グッピー、第2世代誕生。しかし、、、

所用で遅く出社する予定だった、2日前の金曜日の朝。細君が大騒ぎから始まりました。「グッピーが生まれてるよぉ!!!」そうなのです。最初に迎え入れたつがいのメスが子供を産み始めていました。当家にとって初めてのお産。朝から右往左往でした。

稚魚を何とか隔離しないと親、もしくは他の魚達に食べられてしまう。親のグッピーは苦しそうに水草の影に隠れてウンウンうなっています。(もちろん表現上の話で、実際にうなっていたわけではない。)っと、生まれてきた数匹目であろう稚魚が目の前で食べられてしまいました。他に稚魚が見当たらないところから、恐らくそれまでに生まれた稚魚も食害にあっていたのでしょう。うーむ、まずい。ということで10時の開店を待って近所のオリンピックに駆け込み、やわらかいネットで出来た産卵ケースを購入。とりあえず親グッピーを隔離し、小生は出社しました。

小生が出社している間、細君が近所の熱帯魚屋のオヤジに相談。すると親と子供が分けられるプラスチック製の産卵ケースの方が良いとのこと。。。さもあらん、このやわらかいネットで出来た産卵ケースだと、産み落とされた子供達はネット越しに他の魚の餌食になってしまうらしい。その様子を実況中継する細君からのSMSにやきもきしながら、夜の会食もそこそこに帰宅。確かに、五十匹近い稚魚が生まれた形跡がありながらも、そのほとんどがおなかの栄養分のところを食いちぎられて死んでいました。生き残りは14匹、しかもそのうちの数匹は元気がありません。自然とはなんと残酷なことよ。。。とりあえず、産卵ネットの中に魚をすくう網を入れて2重構造にし、夜をしのぐことに。

あくる日の11時。熱帯魚屋の開店を待って産卵箱を購入。一応完全隔離のために小さい水槽も用意していたのですが、水質管理の観点からは産卵箱の方が良いらしい。早速産卵箱を設置。この時点でさらに2匹の死亡が確認。自然淘汰とはこのことか、弱い個体は仕方ないです。ところで親のグッピーの元気がありません。さすがに何十匹尾も産んだ後なので仕方がないのですが、、、結構老齢なこともあり、あまり長くないかもしれないです。数日は隔離をして養生させてあげる方が良いらしいので、とりあえずは産卵箱の中で過ごさせる事にしました。

そして日曜日の朝。さらに2匹が死亡、残り10匹。動きも多少活発になってきたのでいったんは親グッピーを産卵箱から開放してあげたものの、ひっきりなしにオスがちょっかいを出すので網を使用して再び隔離。子供の方は、泳げるスペースを拡大してあげようと、仕切りを減らしてあげました。すると知らない間になんと1匹が産卵箱のスリットから脱出!「あぁぁぁ!子供が出ちゃってる、ラスボラが追いかけてる!あぁぁぁ!食べられちゃった!」との次男の声。うーむ、ここから脱出するというくらい元気があった個体なのだが。。。残念。仕方ないので再びスペースを縮小。(当家の購入した産卵箱は2匹の親が入れられるようになっており、生まれた稚魚が下に落ちるようになっています。つまり部屋は4つ。この親のスペースとの仕切りをとる除いてあげたことが仇になった様子。)

写真は生まれた稚魚と隔離した親グッピー。ちなみに先週新しい水草を導入しました。
 
 

残り9匹。どこまで生き残るか。。。忙しい週末です。