カスタムメイドのシャツ

当然と言えば当然ですが、一応サラリーマンなので沢山のシャツを持っています。特にお気に入りはZegnaのもの。アウトレットで購入した物なのですが、生地が最高です。薄い生地なのですが非常にしっかりしている。これまで5−6枚あったように思いますが、好んで頻繁に着ていたので、今残っているのは1着のみとなってしまいました。しかし、このお気に入りのシャツでも難点が一つ。とにかく、腕が長すぎる。特に海外で購入する物に共通して言えるのですが、流行もあるとは言え、やはり外人の腕は長いようです。

帰国後、やはり日本人は日本製のシャツだろうということで購入し始めたのが鎌倉シャツ。値段もそこそこだし、日本人の体型にあっているのだろうと思って購入したのですが、、、それでもなんとなくしっくり来ない。まあ、体型は人それぞれなのか、特に最近上半身デブ化してしまった小生は普通のシャツでは胸のあたりがきつくてたまらない。

こうなるともうカスタムメイドしかない。

ということで今回、先行き不安なJALのポイントを東急ポイントに変換して東急百貨店でカスタムメイドのシャツを作ってみました。セール期間中なので2着で15,000円也。そこそこのブランド物を買うと思えばそれ程高価な物ではありません。製作に約3週間。過日、やっと到着しました。

が、しかし。

腕が短い。腕の長さに本当にピッタリにつくってあるので、腕を上げると引っ張られてツンツルテンになってしまう。うーむ。もう一つ、着丈を短くと指定した方は本当に短い。これじゃバンザイしたら裾が出てしまう。うーむ。

ということで電話してみると、、、さすがに老舗デパート。どうやら無償で作り直ししてくれるらしい。こういうところがこの手のデパートが残っていける理由なのでしょう。普通の店であれば考えられないです。ただ、どう考えてもお客より多い店員の数。これじゃ儲からなくて当然か。古き良きデパートの考え方を残しつつ、かつ合理的な経営をすればまだまだ存在価値はあるのになあ、と思う次第です。