クヒオ大佐 ☆☆

久しぶりの邦画です。どうやら70年代から90年代に起こった実話に基づいた話らしいのですが、小生は全く知りませんでした。クヒオ大佐、今どこで何をしているやら。まだ刑務所暮らしなのでしょうか。そもそもこの人の話は有名なのでしょうか。。。

さて、映画の内容。

この話、実話だから興味深かったわけで、実はストーリー的には昔から良くある話。ちょっと皮肉ですが、普通に映画にしてしまうとそれ程ユニークには見えません。ですから、もっと実在の場所とかを多用するなり、もっともっとリアリティを感じさせるような作り方でないといけなかったのではないでしょうか。堺雅人の軽妙な演技は面白いのですが、今ひとつぐっと来るものがありませんでした。BGMを使用しないで邦画独特の「間」を狙った演出も、なんとなく小生にはそのテンポが合わないうちに終わってしまいました。

事実は小説より奇也、と言いますが、奇抜すぎる事実を映画にすると実はあまり面白くないと言う、、、難しいですね。まあ、とりあえず星2つ☆☆。