本当のイギリス料理はうまい。

本日から2日間で引越しです。たった8ヶ月しか住まなかった家ですが、なかなか良い家でした。ただ、最近排水も悪くなってきたし、細君によれば時折屋根からお湯が降ってくるとか、、、屋根近くにある排水口からボイラーのお湯があふれて来るらしい。大きなガレージの屋根も腐っていると言うし、ここらが潮時か。

ということで、今晩は、当家が以前に住んでいた家の隣人で、細君と次男のピアノの先生の家に夕食に招待されてきました。

家の中の写真がないのが残念ですが、同じような家の造りとはいえない、いかにもイギリス人然としたおしゃれな装飾でした。小さいながらもPanasonicのFlatTVがあり、Sonyの5.1chのホームシアターシステムが設置してある、、、フムフム、こうやって置いているのか、としばし観察。おお、グランドピアノも狭いながら結構格好良く置いてある。なるほどなあ、と感心。こういう家にすれば家に早く帰ってくるのか、それとも早く帰ってくるからこういう家になるのか。

さて、お食事。いやいや、感心しました。イギリスの料理と言えばみな口をそろえて「まずい!」と言いますが、それは絶対に嘘です。断言できます。確かに、外食産業は長い間未発達、つまりはかなりまずかったのですが、最近はかなり改善してきた、というのは友人のイギリス人の談。(小生はオランダより確実においしいと思う)しかし、、、イギリス人が家で食べている食事はとてもおいしい!
 
ピアノ先生のご馳走してくれた手作りのヨークシャープディングは今まで食べたどんなものよりおいしい。ローストラムとグレービーソースと絶妙な組み合わせ。一緒に「これは普通はあわせないんだけれど」と言って出てきたミントソースも想像していたものとは全く違う。小生はミントソースは本来嫌いなんですが、、、弊社の英国オフィスの食堂にいる妙に業務的にフレンドリーなおじさんを思い出すし、第一歯磨き粉を食べているみたいなので、、、ピアノ先生の作るミントソースは確かにミントなんだけど、歯磨き粉ではない、全く違うものでした。

ご馳走様でした。細君も次男も大変お世話になりました。また遊びに来ますので、これからもよろしくお願いします。