とうとう帰国。

2008年に入ってから来年の予算の話でなんだかんだと忙しい日々が続き、ブログの更新もままらない状態。それに加えて、実は、、、7年半に及ぶ海外生活でしたが、とうとう帰国が決まってしまいました。

時期は未確定ながら、小生の東京の大ボスからは話があったのは実はかなり前の話。小生の職種の場合は通常3−4年が普通の赴任期間、7年半は長すぎる部類で、小生の帰任は常に時間の問題でした。それが故、海外生活好きの細君も、さすがに「まあ、そうよね。」と言う感じでいまさらの驚きもありません。問題は子供達、最近は二人の間の会話は完全に英語。長男は新しい学校に入ったばかりだし、次男も本当に学校をenjoyしている。いったいどんな反応が返ってくるか。。。

子供達にはEdinburgh旅行から帰った翌日、12月31日の昼間に伝えました。ソファの両側に子供を座らせ、「お父さんは会社の関係で日本に帰ることになりました。」と切り出し「君達がどうするかは君達が決めてください。」、、、と、こう書くと格好いいお父さんですが、ここで「あ、そう、じゃあ、残る!」と言われたらどうしよう!と内心ドキドキモノでした。次男はさすがに最終的には有無を言わさず連れて帰ることになるものの、長男は学校の寮に入るというoptionもあります。ただ、このポンド高の折、とてもではありませんが、日本の給料ではやっていけない。まだ小さい次男は一緒に帰ると言うことは想像出来たものの、最近反抗期の始まっている長男は残ると言いかねません。

果たして結果は二人とも納得の上、帰国を選択。ある意味ほっと胸をなでおろしました。
ここで記録のために子供達の反応を書いておきます。
長男:「僕は日本語ができないのに。。。」と泣き出した。しかし次に来たのは「この間買った携帯は日本でも使えるのかな」「この間おばあちゃんに頼んゲームはどこに送るの?」「Simpsonが見れない。。。」「本が買えなくなる。あの続きが読みたいのに。」
次男:まずは「I will stay!」その後は黙って泣きもせずに話を聞くだけ。細君によるとあとでポツリと「つらいよね。。。」と言ったそうな。
当家、感情の起伏が激しいながら変化に強い長男に対し、常に冷静なのに柔軟性に欠ける次男。それぞれ違った反応を示しました。しかし面白いもので、人間は割りとつまらない心配からするものですね。長男の「携帯が使えるのか」と言う反応にはちょっとズッこけました。ただ、小生も一番初めに思ったのは「このブログのタイトルをどうするか」ということ。いやはや、結局親子と言うことでしょうか。

これから、引越し日記になっていきます。いそがしくなるぞ。。。