英国 Secondary Schoolへの道 その7

長男のお受験戦争が始まりました。本日は入りやすい方の本命の面接試験。小生と細君も付き添っての校長先生との面接でした。結論から言うと、うーん、まあまあでしょうか。どうあがいても長男は長男なので、隠しようがない。また、面接というのはテクニックでカバー出来ない人格を見る(つまりは返答内容より答え方や考え方を見る)ものだと思うので、そういう意味ではそのままの長男を見てもらったと思います。ちょっと緊張していてかわいそうだったけど。ところで以下、英国 Secondary Schoolを受ける方対象へのご参考。


1.本人がやってきたことをファイルにして持たすのですが、これはいろいろ考えた方が良い。現在通っている校長先生からのアドバイスももらい、当家が用意してファイルに入れたのは以下の通り。とにかく、ファイルを見ればどんなことが好きなのか、得意なのかわかるようなものにすべきです。今回の校長先生は結構ちゃんと見てました。

*とにかくもらった賞全部。当家の長男の場合は詩の朗読で獲得した賞、テニスのダブルスで取ったメダル等。
*趣味に取り組んでいる姿の写真。長男の場合はテニスとギター、さらには自分で撮影した写真。
*読んだ本のリスト。小生、ネットで表紙をかき集めて貼り付けました。
*作品集。長男の場合は絵を書くのが好きなので、良さそうな物を全部ファイルに。
*学校でやったプロジェクト。長男の場合はシェイクスピアに関するレポート。


2.面接対策はやっぱり必要。どうせ緊張するので、面接前に気分をほぐすべきか、、、大声を出させるとか。(今回してあげられなかった。)また相手を見て返事をするように指導し、さらに基本的な事項に関する想定問答集は用意した方が良いと思います。今回聞かれたのは以下の通り。( )は長男の答え。その後は小生の突っ込み。

*今通っている学校で好きな科目は?(アート、歴史、ドラマ。)
*得意な科目は?(算数。)
*嫌いな科目は?(算数。)(なんでやねん。得意なのに。)
*どんなスポーツが好きか。(テニス。)(まあいいか、結構上手になったから。)
*趣味は?何でその趣味が好きか。(テニス、アート。アートは何か作るのが好き。)(アートというと聞こえはいいが。)
*休みの日に持っていくとしたらどんな本を持っていくか?(Darren Shan。)(って小生は知らないが、誰それ。)
*なんでDarren Shanが好きなの?(後ろにドラキュラがいるみたいに思えるから。)(あなたのお父さんはホラーは嫌いです。)
*どこでも好きなところに連れて行ってあげるといわれたらどこ?(アフリカ。)(今度はアフリカ行くのー?)
*何でも好きなことをして良い言われたら何がしたい?(テニス。)(もっと気の利いたこと答えろよー!!)
*なぜこの学校に入りたいの?(バトミントンとバスケットがしたいから。)(気持ちはわかるが、もう少しアカデミックに答えられんかい。。。)


3.郷に入っては郷に従え。英国紳士のタマゴとして振る舞わせるべし。挨拶は握手。相手の目を見て、にこやかに、力ずよく握手をすべし。(おい君!座ったまま握手をするな!!!)


後から聞いたら長男が緊張した一番の理由。男の校長先生と話したのが初めてだったからだそうです。そう言えば現在通っている学校の先生はほとんどが女性、、、うーん。まあ、少なくとも今回は次回の本命校の練習になったかな。。。がんばれ!