V for Vendetta ☆☆☆☆

今回、日本行きの飛行機で見たのは「V for Vendetta」。久々におもしろい！と思いました。
英国に住んでいながらGuy Fawkes（この綴りさえ知らなかった）の話も良く知らない私ですが、このお話は近未来の英国の話。Guy Fawkesが話のモチーフになっています。（ただし原作はイギリス漫画で、Guy Fawkesは関係ないらしい。）簡単に言うとナチスドイツのような極度の恐怖政治による管理社会を人民が倒す、という話です。今回は誘惑に負けて日本語で見てしまったのですが、これは是非原語で見るべき。V で始まる単語を連発して自己紹介するVは圧巻、すばらしいです。（ここだけ英語で見た。）他にも言葉遊びをした場面や、有名なフレーズを拝借した部分もあるようなので、是非DVDを購入し、字幕の助けを借りて見ようと思います。

ちなみにこのVをやっている役者さんはHugo Weaving（MatrixのAgent Smith）だそうですが、顔は一回も出てきません。また、Natalie Portmanは天才ですね。無表情のアップから編集なしで一気に泣ける女優さんなんて、そうそういるもんじゃありません。（ただ丸坊主になると子供みたいですね）

映画としての出来もそこそこですが、ストーリーを云々するより出演している人の演技が知的で面白い。というか、単に私の好みであると言うだけか。久々の星四つ☆☆☆☆！