歯医者に行ってきました。

小生の前歯の1つは20年前に入れた差し歯であります。この差し歯の物語も面白い(と思う)のですが、それは別項に譲るとして、その差し歯がどうも調子が悪いような気がする。そもそも20年弱前、差し歯を入れなければならなくなった時に歯科医の先生に「9万円のセラミックと3千円のプラスチック、どちらにしますか。3千円の方は3年くらいしか持たないかもしれないよ。」と言われたのですが、社会人になったばかりの小生は迷わず3千円の方を選んだのでした。

それから20年。

3年しか持たないはずのプラスチックの歯、未だに使ってます。何の問題もないような気もするのですが、さすがに20年は、、、一度点検しておいた方が良いはずだ、、、と言うのが今回の動機。

秘書のS山嬢に聞くと会社の近くに2軒ほど歯医者があるらしい、、、SA歯科とSH歯科と言うそうな。S山嬢に「どっちがいいの?」と聞くと「えーっと、SA歯科は美人の看護婦さんが多いらしいです。SH歯科は、、、」。。。後はなんと言ったか覚えてません。早速SA歯科へ電話。それにしても歯医者も変わりましたねぇ、、、過当競争からか予約も簡単、当日にできるとは便利です。

さて、SA歯科。確かに美人っぽい看護婦さんと言うか歯科衛生士のおねえさん方が多い。「っぽい」というのは皆さんマスクをされているので全くわからない。それから皆さんなぜか小柄である。これは院長先生の趣味なのか。それでそのイッセー尾形のキャラクターの1人のような顔をした院長先生の方は、、、なんだか相当ぶっきらぼうな方でした。「はい、口ゆすいで!」「ほら、メモをとって!」「xxxして!」と小生にも歯科衛生士の女性陣にも怒ったような命令口調でしゃべる。「おいおい、そうは言っても客商売なんだからもう少し気持ちの良い応対はできないものかね!!!」とだんだん腹も立ってくるのですが、よだれかけをして口をあんぐりあけて歯をいじくり回されている小生には何も出来ない。まあ、我慢か。

さて、治療の方ですが、差し歯には何の問題もないようでしたが、虫歯が2つあるのと歯垢が溜まっているとのこと。その先生、点検の最中に「キレイ好きな人はね、半年に1度掃除にくるもんなんだよ」と2回ものたまった。すみませんね、10年も放っておいて。(ちなみにそのイッセー尾形は、治療が終わって面と向かって話をすると高圧的な態度が和らぐ傾向にあることがわかりました。結構小心者で、悪い奴ではないらしい。)
ということで今回は上の歯だけ掃除をしてもらうことにし、その小型美人っぽい歯科衛生士軍団の1人にお世話になりました。ところで、掃除してもらっている最中はなんとなく照れくさいので目を閉じていたのですが、目を閉じているのも不自然かと目を開けたら、ゴーグルをかけて作業に集中する事務的な顔は、どこか工事現場のおっさんの趣があり、思い切り興ざめでした。まあ、いちいち照れていたら仕事になりませんからね。

っと、久しぶりの歯医者で、これからは最低でも1年に一度は来ようと心に誓ったのでした。ちゃんちゃん。