再び中学受験への道 - その2

「中学受験」と言う話になると人によってかなり反応が異なります。当然ととらえる人もいれば公立で十分と言う人もいる。まあ賛否両論ありますが、当家の場合は、特に長男の場合はある理由で私立受験しかなさそうです。。。ということで、再び「中学受験への道」。本日は、子供達の通う塾主催の私立中学説明会に行ってきました。

小生も田舎の出身なので「私立」というと公立の学校の試験に落ちた子供が行くところ、と言うイメージしかなかったのですが、今はむしろ正反対。ところによっては公立の学校はかなり荒れているとの事。授業中に先生の話は聞かないとか友達と出て行ってしまうとか、小学生とは思えない行動をする子供達もいるとか。結局そういう子供達が公立の中学校に行くわけですから、公立の学校が荒れていくのもわかる気がします。まあ、子供の頃は多少やんちゃの方が良いので、高校生くらいになったらそんな子供がいても良いと思うのですが、小学校と言うのはいささか早すぎる。幸いにも当家の子供達の通っている学校は、そんなこともなく、平和らしいのですが。。。

と、それはさておき、当家の長男の場合には別な理由でも私立受験が必要。なにせ過去約8年間海外に住んでいたので、頭のオペレーションシステムは英語。最近だいぶ良くなってきたものの、帰国当初はいったい何点満点のテストを受けたのかわからないような点数を取ってきてました。そこそこ得意だった算数の点数も急落。おかしいなと思っていると何のことはない、問題の意味がわかっていない。これは苦労するわ。。。(本人の名誉のために書いておきますが、今は少なくとも100点満点のテストを受けていることはわかるようになっています。)ということで、彼の場合はいわゆる「帰国子女枠」を利用しての受験になります。これなら受け入れる側の心構えだけは出来ているでしょうし、得意の英語でなんとかなりそうだし。

さて、学校説明会。いやはや最近は帰国子女もめずらしくない、、、会場には400-500人くらいの家族が来ていました。中にはアラビア語の書いてあるトートバッグを持っている子供もいたりして、日本の企業戦士は世界に散らばっているなあと言う感じがします。帰国生の体験談をパネルディスカッション形式で1時間程行った後、学校毎にブースに分かれて説明を受けました。当家も4校程話を聞いたのですが、さて、どうなりますことやら。

帰りはうまい焼肉でも食べよう!と思っていたら次男が路上で「回転寿司回転寿司回転寿司!!!」と騒ぎ出した。仕方なく回転寿司。腹ペコ次男は一人で11皿を平らげ、満足げでした。

試験は年末。サクラは、咲くか?