X-MEN: First Class ☆☆☆★

X-MENの物語がどう始まったか、の話。Starwars同様、いくつかのエピソードの後にその始まりに立ち返るのはある意味常套手段ですが、今回のは結構出来が良いと思います。

そもそもX-MENがものすごく好きだと言うわけでもなく、実は全てのシリーズを観ているわけでもないのですが、それぞれの登場人物のキャラクター設定がなぜそうなったかが良くわかる。これってオリジナルに忠実なんでしょうか、、、そうでなくても面白い。Professor Xは若い頃から禿頭になることを気にしていたんだな、とか。StarTrekもそうでしたが、青春物語はおもしろい。というか、才能、挫折、栄光と言うストーリー展開は水戸黄門的ハリウッドの典型というところでしょう。ただ、ミュータントとの関係を人種差別問題としての側面としてより強くとらえているところが印象的。Professor XはMartin Luser King Jr.であり、MagnetoはMalcom Xなんですね。

なぜProfessor Xが車椅子なのか。Magnetoのヘルメットの由来は等々、オリジナルと同じ内容ならマニアならいちいちニヤッとしてしまうエピソードの連続かも。あまり詳しくない小生としては十分に楽しめる内容でした。星3つ半。☆☆☆★。