よし房 - 根津 ☆☆☆☆

うまい蕎麦が食べたい。今まで食べた蕎麦の中で一番うまかった蕎麦は、信州の山奥で食べた水と共に食す蕎麦。一体何処だったのか覚えていないのですが、オートバイツーリングの途中で出会った店でした。あれ以上にうまい蕎麦はもう食べられないだろうなあ。。。

さて、そんな日頃の思いを抱きながらの谷根千facebookの友人のコメントで知ったよし房に行っていました。
 
流石に評判の人気店。お昼時と言う事もあってか5-6組が既に行列。この程度で怯んではいけない、今日はなんとしても食べるぞ、と行列の最後尾に。待つこと20分、やっと着席できました。そして今回は頂いたのは大せいろ。かなり美味しいらしいので、物足らなくならないように、しかし味をしっかり味わえるように、との選択です。細君はごぼう天蕎麦を注文しました。

待つ事数分。これは、うまい。そば粉が多いのか、割とブツっときれるタイプの蕎麦。細めながら濃い味。そして濃い味のつけつゆ。そう、この位濃いつゆに、箸にとった蕎麦を半分位だけつけて勢い良くずずずっと、食べる。これがうまい。蕎麦の甘みとつゆのしょっぱさが絶妙です。

さらに違うのは蕎麦湯。むちゃくちゃ濃い。そこらの蕎麦湯とは大違い、ここまで味があってとろみのある蕎麦湯は初めてです。惜しかったのはちょっとぬるかった事か。こう言う物なのかもしれませんが、蕎麦湯は熱い方が小生の好みです。

あの信州で食べた蕎麦より美味いかどうかは微妙ですが、久しぶりに美味しい蕎麦を戴きました。文句なく、星4つ☆☆☆☆。また食べたい!